コみケッとスペシャル5 in 水戸

水戸で行われたコみケッとスペシャル5の初日に行ってきました。


即売会としては最低でした。


こんな即売会はもう行きたくないので明日の水戸コミケは行きません。
誤解があるといけないので申し添えておきますが「即売会として最低」だっただけで、シンポジウムやLIVEや総合的に雰囲気を楽しんで友人とわいわいやることが目的であれば楽しめると思います。ただ、本の購入を中心に楽しみに行く場合は非常に残念な結果だったというだけのことです。
少なくとも今日は、普通にルールを守って一般で並んで入場しては厳しい状況でした。今日は強風で常磐線が遅れたとかそういうレベルの話ではありません。
大手・中堅はチケット組、徹夜組、早朝組でないと購入が困難
でした。勿論、徹夜は禁止です。

<本が買えない理由>
以下の1.2.の理由から入場に非常に時間がかかります
その結果、以下の3.の理由で搬入数が少ないと思われる販売物は、
一般で入場した時にはチケット組、徹夜組に新刊を買われた後で殆どが完売です

1.会場が狭い上にビルを上る手段が狭い階段のみ。結果として入場が非常に遅い。

2.待機列がある場所は会場のビルは道路を挟んで向かい側のため、横断歩道を渡って入場しなければならない。つまり、信号が青の時しか会場にいけないので、単純に考えて列移動が横断歩道が無い場合と比べて通常の倍時間がかかる。

3.会場が狭いため搬入数が限られている。


また、上記3.でも述べた会場の狭さが非常に気になりました。スタッフさんは8000人以上来たらパンクすると言っていましたが、その半分でも、いや四分の一の2000人でも十分パンクするレベルだと思いました。
仮にスムーズな入場が出来たとしても、各スペースの列を形成する場所が無い。

コみケッとスペシャル」ほどのイベントの会場を、即売会のノウハウを蓄積しているコミックマーケット準備会が、なぜ狭くて入場し難い会場にOKを出したのか理解に苦します。事前の下見で今日の惨状は予想出来たはず・・・。

伊勢甚泉町北ビル(旧京成百貨店)を会場に選んだことは正気の沙汰とは思えません。

極めて残念な即売会でした。
何も買えなかったことも残念ですが、入場待機列で時間を拘束され、街を見る時間も無く帰る時間になった事は残念です。
水戸での非常に嫌な思い出が出来た一日となりました。


(補足)
批判的には書いていますが、今日だけで15000人が参加し、コラボ商品の売れ行きは好調、講演会やシンポジウムも好評で「コミケまちおこし」としては『運営側からは成功』だったと思います。また、水戸の街の各所にスタッフを配置せざるを得ず、各部署のスタッフが少ない状況で事故もなくイベントが進み、その点は参加者もスタッフも手馴れたものと思いました。
『参加者側』からもイベント概要にある「イベント内容:オールジャンル同人誌即売会+α 」の「α」の部分を楽しむならいいイベントなのではないでしょうか。