とある魔術の禁書目録 19巻

一方通行や浜面仕上が活躍する話。
浜面仕上を上条当麻や一方通行と同等の主人公的ポジションにまで上げた上で、一方通行と浜面仕上をロシアにある設定のエリザリーナ共和国独立国同盟に向かわせる巻。

以下箇条書きで感想。

・本の最初に本巻は15巻の続編で、13巻、15巻、SS1巻、SS2巻を読んでからだとより楽しめますと書いてあるのは、親切というべきか商売上手というべきか。
・絹旗最愛や滝壺理后やステファニー=ゴージャスパレスがまだ活躍するとは思わなかった。
・統括理事が2人も死亡とは。
・垣根帝督と麦野沈利がまだ生きてたのか。。。しぶとい。
・新キャラのエイワス登場。元ネタはクロウリーが会った守護天使だかなんだかで「法の書」をクロウリーに伝えた存在か。このラノベのなかではまたそれとは違う存在で書かれているようだけれど。
・エイワスが一方通行の黒い羽についてオシリスがどうの、ホルスを生きる私には通じないだの言っていたが、エジプトの神話に出てくる単語を出されてもよくわかりません。一方通行があっさり敗北し、強さのインフレが起こった事は把握した。
・打ち止めがアレイスターの計画の途中で消えるらしいがこれまたよくわからなかった。
・最後に一方通行&打ち止め、浜面仕上&滝壺理后がエリザリーナ共和国独立国同盟に向かうフラグがたって終わり。言葉を借りるならエリザリーナで科学と魔術が交差するといったところか。