涼宮ハルヒの憂鬱「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅴ」

はるひとキョン朝倉涼子が住んでいたマンションを訪ね管理人に話を聞く。管理人は引越し屋も入らず、突然部屋が空になり、両親ともあったことがないと答える(朝倉涼子情報統合思念体だから当たり前なのですが)。
マンションを出たところで長門有希に会う。有希が眼鏡は?とハルヒに聞かれ有希がキョンを見ると心なしかはるひは不機嫌になる。キョンは有希に「気をつけて」を言われる。

マンションを出た後、不機嫌なはるひは3年前の自分がとても小さな人間であると気づいた球場へ言ったときのことを話して、一人ではるひは帰る。

キョンが家に帰ると小泉一樹が待っていた。
小泉はタクシーの中で自分の能力は3年前に目覚めたもので、それははるひにもたらされたものだと言う。はるひが望んだから宇宙人が、未来人が、超能力者がいてSOS団に各勢力から一人ずつ集った。3年前世界ははるひによって変革したのかもしれないし、創造されたのかもしれない。今後、はるひによって世界が消え新しい世界に変えられてしまう事を恐れているのだと言う。

キョンは小泉に連れられ次元断層にある閉鎖空間(はるひの精神状態が不安定になると出現、ほっておくと広がり続けて今の世界と入れ替わる)に入る。そこでは小泉たち超能力者が神人(ハルヒのストレスが具現化した巨人、閉鎖空間で破壊活動を行う)と戦っていた。神人を消滅させると閉鎖空間もそれに伴って消滅し元の空間へと戻った。
小泉は別れ際にはるひの動向に注意しろとキョンに告げる。


今回はみくるの出番も有希の出番も少なかったなぁ〜。
はるひの3年前の球場での出来事。自分がいかにありふれていてちっぽけな存在だと気づいた瞬間事を語るシーンの描写はわかりやすくまとめられていました。閉鎖空間や神人の説明もわかりやすかったし、これで最終回への布石は揃ったのではないでしょうか。ジョン・スミスには触れていませんが、憂鬱では出てきていないはずなので当然かな。来週はいよいよ最終回です。どうまとめるのか楽しみです。